【Youtuber サラタメさん】運は科学 運は技術

著書:科学がつきとめた「運のいい人」:中野 信子(脳科学者)

 

「運だろうと、不運だろうと、

 それは誰の身にも、公平に起きているものであって、

 その運をどう生かすかについて、我々は主体的に関わっていける」

 

ゴリっと噛み砕くと...

「運は先天的なものではなく、後天的にテクニックで身につけられる」

 

強運の持ち主を科学的に分析した結果分かったこと

→ 運とは「人間関係」と「継続」である

 

運はテクニックで身につけられる。

 

運のいい人になる方法

①自分をVIP扱いする

キーワード:人間関係

人間関係とは人生ゲームのチートみたいなもの

普通では知れない有益な情報を教えてもらえるような人間関係を築くためには

自分をVIP扱いすることが大事。

 

例:割れ窓理論

  建物の窓のひび割れをそのままにしていると、「この建物は大事にしなくてもいいんだ」とみなされ、他の箇所もどんどん壊されてしまう、という話。

 

つまり、自分を大事にできない人は誰にも大事にされない。

 

まずは自分を大事にすることを大前提とした上で、相手も大事にする。

 

「他人に配慮できる人の方が運がいい」(京都大学 社会工学:藤井 聡 教授)

配慮範囲が広い人ほど良好な人間関係を築いており、

それが結果的に「運」に影響している。

 

②運がいいと思い込む

キーワード:継続

継続がなぜ「運」に影響するか?

例:ハリーポッターの著者:J・K・ローリングさん

  もともとは...貧乏、うつ病生活保護

  断られ続け、13社目でようやく「ハリーポッター」を出版できた

 

→ 買うのを諦めそうなくじを継続して買い続けた

 

周りの強運に見える人たちは、トライしてる回数が多い。

 

継続するために、運がいいと思い込むことが大事

 

運が悪いと思っている人・・・うまく成果がでない時に運が悪いせいだと思う

運がいいと思っている人・・・うまく成果がでない時にやり方が悪いと思う

→「修正すればきっとうまくいく!」心理的に継続しやすい

 

もはや「運」なんてないに等しいので、テキトーに自分を強運の持ち主だと思い込もう!

そもそも運なんて根拠がない

目の前に起きた現象だけで運がいい/悪いを判断している

比較して検証することはできないので、本質的に判断は不可能

 

例:ランダムウォークモデル

コインを1万回投げる 確率は2分の1

表と裏はだいたい5000回ずつ出る(誤差2〜300に収まる)

 

→運に落とし込むと...

裏(=不運)が10回連続で出ることもあるが、同じくらいの確率で表(=運)が出る

 

人間関係→確率を操作できるので、コインよりも勝ちやすいゲーム

 

心理的にコインを投げ続けやすくなるようにテキトーに幸運だと思い続ける。

 

サラタメ的補足

自分なりの宝くじを買い続けよう

→どうやって買い続けるか?を全体設計

 

リターンの種類はたくさんある

→どんなリターンが欲しいのか?

 

例:ノーベル化学賞 田中耕一さん

出世・給料 < 田中さんなりの宝くじを買い続け、ノーベル賞を受賞する結果に至った

 

ただし、再起不能になるような宝くじの買い方、コインの投げ方はダメ!

望むリターンも人それぞれ

払うコストも人それぞれ

 

例えば...

大学生:お金はないが時間と体力はある場合

→体をハードに動かす仕事がベター

お金持ちのおじいちゃん:お金はあるが時間と体力には制限がある場合

→金融投資がベター

 

大学生なのに借金してまで多額のお金がかかるチャレンジをしたり、

おじいちゃんなのに体力勝負の仕事を始めたりすると再起不能になる可能性大

コインが投げ続けられない状態=GAME OVER

 

とにかく継続することが大事!